筋肉トレーニングでワキ汗を抑える

筋肉トレーニングでワキ汗を抑える

筋肉トレーニングで、ワキ汗を抑えられるという説があります。原理は、ワキ汗を出す原因である交感神経の反応を抑えるところにあります。

 

交感神経の反応を抑制するには、副交感神経の反応を促すのが一番です。筋肉をトレーニングすると副交感神経の反応が活発になるため、交感神経の反応が弱まるというわけです。

 

筋肉トレーニングなどしたら、余計にワキ汗が活発に分泌されそうと心配する人もいるかもしれません。しかし、体内の仕組みを知れば、その逆なのだということがわかりますね。筋肉をある程度鍛えておけば、ワキ汗を抑えるのには効果的なのです。

 

筋肉には、インナーマッスルというものがあります。体内で、普段使われていないような隠れた筋肉のことです。

 

背筋などの体幹筋肉を鍛えると、効果的にインナーマッスルを鍛えられるといいます。体幹筋肉がしっかりしていると、副交感神経の働きがよくなります。

 

それに伴ってワキ汗の原因となる交感神経が反応し過ぎなくなるので、ワキ汗を抑えられるのです。一般的な筋トレというよりは、体幹トレーニングに絞って筋力をアップすると、ワキ汗減少の効果が上がるでしょう。